化粧水が存在しない世界線
日本ブランドはどこでも人気があるが、ここバンクーバーでは見ない日も場所もない。
キットカットとかコアラのマーチは5ドルで少し大きめのスーパーでなら大概手に入る。
パッケージは日本語がそのまま書かれているがそのほうがいい様子。
ちなみにコアラのマーチは LOTTE KOARA'S MARCH なので、CMソングにも影響はない。
カルピスは牛のおしっこを連想させるので CARPICO で売られているがかなり人気商品で誰でも知っているとのこと。
こっちの食べ物はなんでも海か?ってくらいしょっぱいし、どうやって超えるかわからない砂糖以上の糖度をたたき出してくるので、日本のものは味が薄いのではないか?とおもうがどうやら、こちらのひとからしても味が濃ゆいらしい(笑)
誰に合わせた味付けなn?
「バンクーバーでは高いけど何でも手に入るよ。」
と聞いていたが、これはほぼ事実である。
カレーせんべい(大好物)はまだみてないけどね。
私が困っているのは化粧水だ。
どうやらこちらの人は化粧水をつかわない。
メイクをオフのにふき取り化粧水を使ってそのあとにトナー?美容液のようなテクスチャーのもの・保湿クリームのようだ。
こんなに乾燥するのに?
わたしはこの国に来て、5歳以上若く見られているのだが秘訣は絶対に化粧水・保湿オタクだからだとおもってる。
肌に大事なものは1に水分、2に水分、3・4も水分、5に日焼け止めというのが持論だ。水をできるだけのむし、肌にも与えてきた。
その概念がこんなにも乾燥するこの国にはない。おどろきもものき山椒の木。
OOMOMO や TOKYOのBEAUTY というなんやそれというショップにでは一部商品があるので、なんとか保つことはできそうだが、私はこの国のブランドでは3種類しか化粧水をみたことがないので
シャンプーより化粧水をもっと持ってくるべきだった・・・!
と、大航海時代ワンピース。
おやすみなさい。
ヘアケアについて
毛先の不揃いな伸び方は見逃してほしい。2か月切ってない。
お風呂上りに乾かしただけの髪。意外にも整っているのでは???(汚い?)
カナダは乾燥しているのでぱさぱさになると聞いていたが、今のところなんともない。
ドライヤーは重くてかさばるので現地で購入した。
11ドルの相棒。
温風しか出ないがめっちゃパワフルだ。飛行機かとおもう。実質飛行機で髪を乾かしてる。
正直リファより早く乾く。これは本当。
日本で美容師に聞いたところ正直温風を受け続けるほうが負担がかかるので一気にガッと乾かしたほうがいいっす。とのことだった。まさに、これ。
シャンプーとトリートメントは日本からIAUを少し持ってきたので今はそれを使っているがもうすぐなくなる。次何にしようか考え中。
あとは夏の紫外線に備えてエルジューダのサンプロテクトエマルジョン、髪は面倒なのでまいてないがアイロン(パナソニックナノケア)を使うのでリファ ロックオイルも持ってきた。特に支障を感じていない。
もともと染めてないのでダメージも少ないこともあり参考にならないかもしれないが、ヘアケア用品はドラックストア・スーパーともに充実している。
パンテーンとかLUXとかそういうのはあるし、こちらにしかないようなものもあるのでわざわざ持ってこなくても何とかできそうだなという印象。
重いのでヘアケア用品は洗い流さないトリートメント程度にして、化粧水・パック・生理用品を詰め込んでくるべきだったかと悔やんでいる。
数か月後、髪がどうなったかまた載せようとおもう。
先週は学校と仕事の両立は超多忙。。
引っ越しは完了したので今日から新生活、がんばる
バンクーバーでのバイト探し
ワーホリ中のバイトというと誰しもが外国人と一緒に談笑しながらカフェやレストランで・・・なんてのを想像するだろう。
語学力や経験にもよると思うが、基本的にめcccっちゃ難しい。
なんせネイティブでさえ仕事がないのだ。
カナダは物価が高すぎてフルタイムで働いててもホームレスになったとかあるらしい。
厳しい言葉だが、移民が非常に多いこの国では話せない外国人に渡す仕事はないし、言葉さえ話せない人間を教育する企業だっておそらくないだろう。
仕事の探し方もわたしの知る限り3通りある。
①レジュメを自分で作成して働きたい店に持っていく方法
②インターネットで募集をみて、メールで応募する方法
③友達からの紹介
順番に紹介しよう。
①レジュメを自分で作成して、働きたい店に持っていく方法
レジュメの形式はないので、とりあえず作成して学校の先生に表現に変なところがないか見てもらった。ネイティブに見てもらうのはおすすめだ。4件くらい渡しに行ったが、心が折れたのでその後はやってない。
30件持って行っても仕事がないなんて話を聞いたときは爆ブルブルだった。
入口に 「NOW HIRERING」と書いてなくても持っていったら受け取ってはもらえるが、マネージャーに渡してもらえないと面接にさえ進めないので辛い。
英語しゃべれんの?!あん?!そんなレベル?!?!と詰められたこともある。そのジャパレスには絶対行かないと心に誓った。(笑)
②インターネットで募集を見てメールで応募する方法
わたしはこの方法で職をゲット!
家探し同様、JPカナダ経由でレジュメを5件くらいに送ると、そのうち4件から返事があった。面接を受けた初めのところで採用してもらえたし、志望度も高かったので決定した。
③友達の紹介
学校の友達同士で、バイト仲間がビザが切れるので帰るよ、空きが出るよという感じで回ってくることもあるらしい。めっちゃいいやんそれ。
レジュメ
どの方法であっても必ずレジュメは必要になる。日本で作って持ってきていたひともいてめっちゃ焦った。まだわたしがレジュメのレもできてないときに。こっちにきて3日でバイト受かった人も周りにいたので震えた。日本にいるときに余裕があれば作ることをお勧めしたい
メール本文
レジュメには年齢がわかるような情報(写真、生年月日)が乗らないので、メールに完結書いた。(そうやって個人情報を抜き取る詐欺があるようなので注意!)
200件くらい応募メールが来るようなので、採用担当も読むの大変だろうしこんな人なんだとイメージができる情報を箇条書きにして完結に入力して送った。
これは就活でも同じこと。印象に残れれば呼ばれる。情報が多いと結局なんだっけになる。いっぱい考えて作ったのにね。人生だいたいそう、頑張ったら損するみたいなとき、あるよねくそだね。
その他
レジュメにはひな形もルールもなく自由ということなので、すべてひな形でやってきたわたしたちには難しいと感じるかもしれないが、裏を返せば自由な発想でいいのだ。
わたしはうまくいかなかったら内容やレイアウトは変えた。10社もアプライしてないが3回は変更した。
よく聞かれる項目にラインマーカを引いて目立たしたりしていた。
実際にやるまえに終わったが、レジュメにクリップでメモを付けたらマネージャーの手元に渡った時になにこれ?って目をひくかなとおもって小さいメモを作ったり。
なんでもいいというのは、そういうことだと認識している。
うまくいかなければ別の方法を試してみるといい。
ちなみにわたしは日本の就活でも手作りのスクラップブックを持っていって、見てもらいたいと頼んで旅行の時の経験(象に素乗りしたとか)を話した。
きみ面白いね。と言わしめたらそれでいい。採用担当者にとってはだれもかれも同じだから興味をひければOKだ。そう信じて、うん、元気に、結構いい仕事を得てる。
ちなみに昨日今日は初バイト、大変すぎて足が上がらないのですぐに寝たい。。
6度のなか行列とはすごい。そしてマネージャーもっと頑張ってくれ。
店が全然まわってない。(笑)
明日もがんばるぞっ オー
バンクーバーでの家探し
バンクーバーで家探しをするには、仲介業者もアプリもなくオーナーと直接、個人間で交渉する。いい部屋が見つかれば、月の賃料の半額を契約時に支払い、契約書を交わすことで契約成立となる。そりゃ、デポジット詐欺とかトラブルなるわ・・・。
SUUMOやHOME’Sを知っているわたしたちからすると恐ろしすぎる方法だが、海外じゃこちらのほうがスタンダードとのこと。
(厳密にいえば仲介業者もいる。会社や個人がオーナーから委託されて仲介しているようだが、手数料がとられるということもあってみんな個人間で交渉しているようだ。)
私が使ったサイトは JPカナダ、craigslist で、
最終的にJPカナダで見つけた物件で契約した。
日本人の女性限定いっぱいあって、めっちゃ優遇されてるや~んってなる。
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現地の人も使ってるので、英語でのやり取りとなる。
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家探しをして学んだことは 妥協しないと住める家はない ということだ。
断っておくがこれから書くのは シェアハウスを探す方法だ。
そして、わたしの体験記と周りから聞いた話である。
日本では一般的な一人暮らし・すべて専有部分の生活だと月30万はかかるとのことなのでワーホリの人のほとんどがシェアハウスをするのだと思う。
まず、探す際に徐々に固めていった条件で最終的に決めた部屋は以下の条件だった。
- ダウンタウンから45分以内(今より近い)
- すべて含め1000ドル以内(こちらは賃料+光熱費+Wi-Fi+家具付きが多い)
- ミニマムステイ3か月以内
- テイクオーバーなし(家具や家電の引き渡し代金なし)
- 床が斜めではない
- 駅かバス停が近い
- スーパーが10分以内
- 12/1から入居できる
- 室内に洗濯機がある
- ドアがある
全部で6件内見に行ってわかったが、すべての条件に当てはまる物件は存在しない。日本では当たり前のことでもまるでない。
ダウンタウンで900ドル(98000円くらい)以内だと、ドアがないなどのプライベートフライアウェイ物件になる。ドアがないというのは日本でいうところの2LDKのDKがつながっていてそれをカーテンか仕切りで目隠しだけしてるというイメージ。ドアを求めると200ドル(2万ちょっと)上がると思ってほしい。
室外に洗濯機もどこの田舎だよ(外洗濯機の日本の皆様ごめんなさい)案件だ。
ここはカナダ。冬に室外でぬれた洗濯物を乾燥機に移し替えたりしないといけないし、仕事をしていると暗闇で作業だ。ぜったいパンツ落とすやん。夜回してそのまま寝落ちしたら凍って一塊になってそう。それはそれで見たい(笑)
スーパーが近いもなかなか大事だ。なんせ品物一つがでかい。
床が斜めも内見した物件の中にはあった。シンプルに欠陥住宅だ。
入っただけで酔ったので最初はお化けでもいるのかと思ったがドアが閉まらなかったので気が付いた。やはりドア、重要である。床が斜めなのは、結構きつい。
わたしは10月末に物件を確定したが、家と仕事は運と縁のようだ。
わたしの周りの家探し進捗をきくと、ダウンタウンだと月1200ドルとかもざらにあり、年末年始はオーナーと連絡が取れないとかいう話もあり、その金額でも契約しているひともちらほらいた。
同じ部屋に4人くらい2段ベッドとか病院みたいな感じで区切られた部屋で700ドルくらいまで抑えているひともいるので、絶対に譲れない条件をもって望まないといけない大戦争である。
連絡しても返事がないなんてこともよくあるので、へこまない、あせらない、切り替えて次に行く。ドアを確認する!!!という心構えが重要だ。
大変だったな~~~~~~~
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
YOU ARE MY DESTINY
自慢ではないが、わたしは人見知りではない。
人見知りとそうでない人の違いは、幼いころに人見知りをして、それを大人たちに尊重されたかどうかではないかと思う。
恵まれたことに(?)わたしは関西出身で、年長者たちの強烈な個性にもまれて生きてきた。
親の後ろに隠れようものなら、回り込んででも引きずり出されて顔をみせろだの挨拶しろだの菓子を食えと言われてきた。人見知りなどしている暇がなかったのだ。
当時2ー3歳のイヤイヤ期のいとこが法事でしかあわない親戚のおばちゃんに抱きかかえられて大泣きをしたとき、「嬉し泣きか?!アハハハハハハ!」と大爆笑だったのには、地獄だなと幼心にも感じたものである。
一定数の関西人は 尊重する という意識は地球の核あたりで溶けて消え失せているので、人見知りをするとかえってえらい目にあってしまうだ。
そういう経験を繰り返しているうちに、「人にどう思われるかを考えて人見知りをしているほうが変に思われたり目立ってしまって恥ずかしい」という感覚を持つのではないだろうか。とわたしは思う。
ちなみに大人になる過程では、誰が面白さで目立つかの熾烈な生存競争がある。
一番面白いひとは体を張らねばならないので、あまり目立たずほのかにじわじわと面白いぐらいがちょうどいい。いくつかネタを持っておいて、小出しにするくらいがちょうどいい具合だ。ちなみに、持ちネタをいくつか持っておかないと 誰やっけ? の人となる。
そろそろ話を元に戻したい。
そう、この日は運命の出会いとなるシェアメイトとのファーストコンタクトだ。
第一印象は大事である。失敗は許されないとやや緊張しつつ階段を駆け下りる。
流ちょうな英語が聞こえてくる。デキル女だ。
すかさず挨拶をする。やや戸惑ったような表情。
それもそうだ。
「Hello! はじめましてぇ~」
とどっちで挨拶をしていいのかわからずルー大柴のような挨拶をしたのだ。
どうやらジェシー(仮名)は同い年で過去に留学経験があるとのこと。それで話せるのだということと、なんとかくかくしかじかでミドルネームもある。
わたしもエッジのきいたミドルネームがほしい。
彼女とはひとまず2か月この家で一緒に暮らす。
その後なんだかんだでずっとしゃべっていた。翌日とその次も休みだったため、学校への行き方を教えてもらったり、近くのスーパーで市場調査したり、学校周辺まで少し遠出して散策をした。
家の周辺にはミツバチのような小さくて愛らしいハチがハエの代わりに飛んでいる。
街路樹はメープルなので小さい子の手のような落ち葉がなんともかわいらしい。
ところ変わってダウンタウンは放尿と大麻のにおい。それからいたるところに浮浪者がいる。浮浪者たちは時折この世への不満を叫びながら、座り込んでいる。
こんなにも違うものかと、そしてここが世界有数の安全な国と言われるのかとショックをうけた。
他国に住んでみると日本の良さが身に染みて感じられるものである。
到着3日にして、不穏な空気がただよう。大丈夫か、いや、大丈夫にしなくてならない。住めば都。
かんばれ、わたし、まけるな。 今日はここまで。
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最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
安息の地を手に入れた
バンクーバーに到着だ。
ロサンゼルスからバンクーバーまでのフライトはおよそ3時間。
飲み物が配られた時以外は恐ろしいほど、寝ていた。ノンレム睡眠だ。
首に巻くタイプの旅行枕?首にしてても、前に頭を倒して寝てしまうので意味ないのでは?と毎度思う。涎掛けみたいに巻いて寝たらいいのか?
要検討案件である。
到着後、出口を出る前に必ずイミグレーションへビザの申請にいかないといけない。
そのまえに入国審査だ!!! …と思ったら機械でポチポチ入力して不意打ちに写真を撮られただけだった。
17時間のフライト明けの疲れ切ったピーターペティグリューが印刷された。
左手に荷物。右手にピーターペティグリューをはためかせながらイミグレーションに向かう。
箱の中にパスポートを入れるよう指示される。みんな順番に上に重ねていく。
最後に来た人から順番に呼び出される。
なんでやねん。
適当な洗礼をうけ、1時間ほど待たされる。
またも古より我家に伝わりしキティちゃんの2kgのファイルを小脇に抱えて、神妙な面持ちで向かうわたし。それをじっとみるイミグレ職員。見つめあう我々。
「When is your birthday?」
なんて?
「WHEN IS YOUR BIRTHDAY?」(誕生日いつ?)
「1997... あ、うそ! 1994~」いったん年齢詐称を交えるも、答えるわたし。
「OK.」(ワーキングパーミットを渡される)
ま☆た☆な~~んもきかれへんや~~~ん☆
アムロレイがささやく「死神は・・・(以下略)」
スマホにはタクシーの運転手から まだ?と連絡が来ていたので、急いで出口に向かい、同じく送迎予約をしていた相乗りのシャイボーイと乗り込む。
シャイボーイの家に到着と思いきや、電話してみると間違っていたことが判明し言葉がわからないわたしでもわかるくらい彼のホストファミリーが運ちゃんに怒っている。
どうやら1時間以上離れたところに送ってきたようで、聞き取れただけでもどうやったら間違えるんだよ!どういうことだよ!いつ着くんだよ!とWHY!HOW! WHEN!が繰り返し質問されている。
運ちゃんに焦らせてごめんやけど、わたしはいつつくんや?と聞いて、わたしのマザーにもチャットをしておく。
全員に謝りながら、車を走らせる運ちゃん。
窓に目を移すとどこまでも続く青い空と眼下に広がる紅葉の燃えるような赤・オレンジが美しい。河川の水面にはきらきらと光が反射して、この風景を切り取って飾りたいと思えるほどだ。
前を向くと、
運ちゃんめちゃくちゃあおり運転。
おっさんがわたしらの車にむかって叫んでるやん。
無事彼を送り届け、わたしの家にも到着。
ブザーをならずとフィリピーナグランマが両手をひろげて「WELCOME~~!」と登場した。よかったいい人そう。自己紹介をして、部屋に入れてもらうと広いしきれいだし、、おなかすいたんじゃない?軽食あるから用意ができたら下に降りておいでと言ってくれる。
ありがたや~~ありがたや~~~
わたし以外にももう一人、日本人の女性を受け入れているとのこと。
グランマ(以下ナナイ(タガログ語でおばあちゃんという意味))とおしゃべりをしながら食べて、さて荷ほどきと荷物に手をかけた時
ピンポーン♪ …来た!
次回、緊張のご対面である。
最後まで読んでいただき感謝感激うれし泣きである。
誰かの役に立てば幸ワーイ!
覚悟はいいか?俺はできてる
わたしは空港が好きだ。空港の呼び出しのピンポンパンポーンにさえぞくぞくする。
3時間以上前から空港にいって、椅子に座って待機しているほどいつもは楽しみで仕方ない空港だが、今回はちがう。
不安でたまらない。
緊張の蒸気で前髪が束になる。はやりの濡れ感と束感だ。
旅程はアメリカン航空を利用し、羽田→ロサンゼルス→バンクーバー(祝!)だ。
ロサンゼルスの乗り換え時間は3時間しかない。しかも土曜。
調べてみると、週末は保安検査に1時間以上かかるだとか、遅延して搭乗できなかったとかそんな恐ろしいワードが飛び交う。
さらに日本人女性がハワイで入国拒否をされたという話が舞い込んだ。
入国拒否については彼女にも問題があったようなので、学生時代の年金もNHK受信料もまじめにはらってきたほど品行方正であるわたしは不安になる必要はないのだが、
なんせアメリカ。USA。
と、いうことで、
1年先の帰国のチケットを購入し、残高証明、滞在先住所、入学許可書、ESTAの控え、ワーホリビザの許可証すべてを印刷し、我が家に20年以上受け継がれしキティちゃんのクリアファイルに丁寧にいれた。
質問されそうな事項も練習して、書きだした。
かかってこい、アメリカ。
なにをきかれても答えられる、準備は完璧だ。
羽田からの飛行機は定刻20分前に離陸し(そんなことあるの?)
1時間前にロサンゼルスに到着した。 All right. 乗り換えだ。
ロサンゼルス空港は初めて、なんならアメリカ初上陸だが、YouTubeで10回は予習したので、正夢か?と混乱するほど既知の場所になっていた。
外国人用の列に並ぶ。めっちゃすいてる。
それもそのはず朝6時だ。アメリカ人もこんな朝から働くんだと感心する。
アメリカ人のことをなめすぎていた。
2kgのキティちゃんのファイルをしっかり抱きしめ神妙な面持ちで待つ。ゴゴゴゴゴゴゴ・・・と聞こえてくるぴりつき様だ。
視界には5分以上問い詰められるアジア系男性がいる。別室送り・・・か?寒いのに、暑い。
「NEXT!!!」
わたしの番だ!いざ、出陣。
「Put your finger here.(指をここにおいて。)」
指紋をとる。質問がくるぞ。
「What's the purpose of your visit?(目的は?)」
「Transfer to Vancouver.(バンクバーへの乗り換えです。 チケットをみせる)」
「Ok.Here you are.(いいよ。はいどぞ~)」
PASSPO-TO☆返ってきた。
え、印刷したものな~~~んもみんのかい!
ふと「身構えているときには死神は来ないものだ」とアムロレイがささやく。
どうせならちょっと見せろとか言ってほしかったが、バンクーバーでは見せろと言われるだろう。なんせビザの申請をするんだからな。ククク・・・
余裕ぷりぷりである。
荷物も無事受け取ることができ、あとはルートを間違えず乗り換えていくだけだ。
正夢通りに進んでいく。荷物を再度預けて、保安検査も完了し1時間もかからず
乗り換えの搭乗口に到着した。
あとは2時間後に乗るだけだ。念のためモニターを見ておこう。
安心したら小腹がすいたのでチップスでも買おうとしたのだがなんと15ドル。
グミでさえ7ドル。1000円以上するスナックはもはやスナックじゃないて~
白目をむいて、席にもどる。
次回はやっとカナダに到着!!
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最後まで読んでくださりありがとうございます。
備忘録にはなってるがどんな内容が後から来る人に役立つんだろうかと、考えるてます。もし、ここはどうしたの?とかがあればお気軽にコメントください。
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