酒は人生の子守唄

バンクーバーで苦戦するアラサーのひとりごと

立つ鳥、母に土下座

海外に長期で出るとなると必要になる手続きはこれでもかというほどに、ある。

しかも出国2週間前くらいにならないと受け付けてもらえない。

出国前の9月、引っ越し前になんの罰ゲームなん?と半泣き汗だくで走り回った。

 

自治体によっても変わる可能性はあるので、行かれる方は1か月前くらいからちょこちょこ調べることをお勧めしたい。

これから書くのは大阪市の手続きだが、ワーホリ中の日本人に聞くと大体同じフローだった。

 

どこかのだれかのために、チェックリストを作っておこう。

1.海外転出届 

区役所にて:1年未満であれば提出不要だが、提出しない場合は年金・住民税などの支払い義務があるので各々ご検討ください。とのこと。

渡航が決まっていれば1か月前から受付可能だが天候・体調不良などで出られないとなった場合に備え2週間前手続きを職員から推奨された。

※マイナンバーカードは転出届提出時に返却(使用不可)となる。

 

2.国民健康保険

区役所にて:海外転出届をだしたため加入不要。社会保険は退職にあわせて会社が手続きを行うため自分での手続きはなし。

 

3.年金

区役所にて:海外転出届を出したため加入不要。厚生年金は社会保険と同様に退職にあわせて会社が手続きをおこなうため自分で手続きは不要。国民年金への加入も可能とのことだがいない間、将来もらえない年金を払う・・・?収入ないのに、、?と思い加入してない。こちらで聞いても誰も加入していない。

 

4.住民税

市税事務所にて:1/1時点で日本に住民票があれば支払い義務あり。退職時期次第で会社が手続きしてくれるが残った分は自分で支払い要。出国3週間前に手続き完了。

※市税事務所に行って、納税管理人の申請要。市税事務所から納付書が来るので支払いに行く必要あり。海外からはできないので親しい人や税理士に依頼するよう案内された。マイナンバーカードが必要だったため、海外転出届提出前に対応が必要!

 

5.確定申告

税務署にて:住民税と同じく税務署に行って納税管理人を申請する必要あり。親しい人や税理士を申告して代理対応してもらう必要あり。出国2週間前に完了。

※予約が必要なのと、マイナンバーカードが必要だったため、海外転出届提出前に対応が必要!

 

わたしの場合は引っ越しも伴ったため、

6.管理会社に賃貸契約終了の連絡、手続き

7.水道・ガス(報知器)・電気・Wi-Fiの解約手続き

8.郵便局へ転送届提出

9.銀行・生命保険の住所も変更 ※マイナンバーカードが必要!

10.NISAの売却

11.クレジットカードなどの住所も変更

12.NHK解約(←ここ結構大事。加入してる一人暮らし、いる?まじめばか一徹っていわれたよ。国民の義務だよ。見てなかったけどね。わたしの誠実さを表すエピソードなので就活の際には言おうと思う。)

13.残高証明を出す

銀行にて:渡航1週間前のものを持っていきたかったため10日前に申請に行って翌週に受け取った。・・・使ってない!)

14.確定拠出型 

わたしはこれがよくわからず、出国後に書類が届くため母に頭を下げて依頼してきた。

 

WOOOOOOOOOO!

大体こんな感じだ。渡航後の給与については20%で課税され、健康保険年金も引かれるので前支給額の60%ほどが税として持っていかれている。

有給消化分だとしても給与明細みて心底がっかりした。

とはいえ、わたしは改めて日本のことは好きだ。

わたしの日本への愛をここに書くと脚くらいの長さの記事になりそうなのでやめておこう。納税はちゃんとするので、必要なひとに届いてほしいし日本の将来のために、使ってほしい。

 

していいのかどうかは知らないが失業手当ももらってからきている人もいる。

役所手続き考えるとすべて終えてから(退職日の2か月後くらい?)でもよかったのかなと思うが、わたしは引き延ばすと出会えなかったひとがたくさんいるしできなかった経験もあるので、このタイミングで後悔はしていない。

 

下でグランマが呼んでいるので今日はここまで。

最後まで読んでいただけた方がいらっしゃればうれしい。